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執筆者の写真globe-architects

6月号【軽井沢南ヶ丘パッシブハウス】レター🌿


ハルニレテラス(2020年6月6日夕刻撮影) 軽井沢南ヶ丘パッシブハウス・森のカフェ🌿に来てくださった皆様 パッシブハウスにご興味を持ってくださった皆様 こんにちは。GLOBE ARCHITECTSの菊地宏子です。 6月に入り、軽井沢はすっかり初夏の気候になりました。 毎日雨の日が続きほとんど日照もなく(当然、太陽熱温水器のお湯も沸かず!)薄暗く肌寒かった昨年の軽井沢とは打って変わり、”梅雨の晴れ間”の日も多くそんな朝には青空が広がり清々しい空気を感じています。今年の夏はいっそう暑くなりそうですね〜。 さて、このところの自粛生活から少しだけ解放されしばらくぶりにハルニレテラスへ立ち寄りました。(1枚目の写真)緑が瑞々しくて、横を流れる湯川の水の流れる音色にただただ癒されました。自粛生活は経済活動や精神面に大きな打撃を与えています。それでも、こんな時だからこそ当たり前の日常のありがたさ・大切さに気づいた方もきっと多いことでしょう。私もその一人です。 さて今回のエッセイは〜〜森の暮らしとパッシブハウス〜〜です。 森の中で暮らすことは、良いことばかりではありません。意外にも過酷なことも多々あるものです。。。 2020年6月のレター🌿もぜひ最後までお付き合いくださいね。

*** 【軽井沢南ヶ丘パッシブハウス】レター6月号CONTENTS◆ 🌿パッシブハウスエッセイ~~森の暮らしとパッシブハウス(前半)~~ 🌿軽井沢南ヶ丘パッシブハウスの見学会&個別相談会・森のカフェ🌿インフォメーション 🌿軽井沢南ヶ丘パッシブハウスがカタログに掲載されました。 <上野住建 snickar per> 🌿軽井沢 shicashica <GLOBE ARCHITECTS 設計> 🌿森のカフェ🍃のひょっこりはん🌿 🌿森のカフェ 軽井沢南ヶ丘🌿営業案内 ***

🌿パッシブハウスエッセイ~~森の暮らしとパッシブハウス(前半)~~ 軽井沢南ヶ丘パッシブハウスは森の中にあります。もう何度も繰り返しお話していますので当然ご存知ですよね。(笑)森のカフェのネーミングを聞いても誰も違和感を感じないほど、軽井沢といえば森の中と思っている方は多いと思います。でも実は、パッシブハウスは太陽の恩恵をたっぷり受けとる為に意外と家の周りが樹木に囲まれている環境と馴染みません。ドイツのパッシブハウス研究所(PHI)のHPに乗っている認定パッシブハウスも、ほとんどは開けた土地の真ん中に鎮座しているパターンが多いのです。ちなみに、軽井沢(長野県)の第一号の<軽井沢パッシブハウス>は新軽井沢という場所に立地し、新幹線の軽井沢駅から徒歩5~6分ほどの住宅地にあり周りに森は全くないのです。 ではなぜ軽井沢の森の中でパッシブハウスを建築しようと思ったのか?? それは、”森の中の暮らし”と”パッシブハウス”の概念がとても相性が良いのだと直感で感じたからなのです。それ以外にも、もちろん軽井沢が大変好きで、若い頃から数年に一度は訪れ、大人になってからは毎年数回訪れるほど軽井沢での暮らしに憧れと共感を抱いていたことは大きいと思います。以前のエッセイで書いたように、パッシブハウスとの運命的な出会いもあり、この二つが重なり合うことで自分の理想の暮らしの基盤を築きたいと思ったことが最終的な決め手になりました。ちなみに私がこう思ったその時、、、家族はびっくり?!です。(笑) なんせこれまで東京生まれの東京育ち。(と言っても多摩地区ですが。。)長野県や軽井沢に知り合いは一人といない状況。大人になってからは、都内のマンションで鍵一つで戸締りできてしまう楽々都市生活者だったのですから。 さて、そんな私達の軽井沢の森の中での暮らしが始まりました。 パッシブハウスの暮らしでは、一般的な住宅で使用するエネルギー(暖房・冷房・給湯・電灯)の約1/10ほどで暮らすことができます。太陽光パネルを載せてオール電化にすることでほぼ100%のエネルギーを賄うことも夢ではありませんが、軽井沢南ヶ丘パッシブハウスは、カフェ営業でガスを使用していることと、森の中の立地から太陽光パネルは効果的でないことから創電はしていません。もちろんガスを作り出すこともできません。それでも暖房エネルギーの元となる太陽熱を受け取ることはできるので、南面の屋根上に太陽熱集熱パネルを設置し太陽の熱を活用してお湯を沸かし、給湯・暖房に利用しています。森の中の暮らしでは、定期的に樹木の伐採が必要になってきますので、その伐採を行うたびに多くの樹木の幹(丸太)や枝の処分が発生します。これを薪割りして薪ストーブ(メイン暖房です)の薪として活用することで、冬の暖房エネルギーになります。せっかくのパッシブハウスですから、できる限り工夫してエネルギーは自給自足したいものです。 とはいえ、暮らし始めた2018年の冬、2019年の冬には、樹木伐採も行わなかったことから、大半の薪はストーブ屋さんから購入。仕事柄、現場で発生した木材の端材や庭内の落ち枝などはこまめにしっかり集めて乾燥してから活用していましたが、全体の1〜2割程度だったと思います。 そして2020年になり、ついに敷地の樹木の伐採を実行。主な目的は、パッシブハウスの日射取得の妨げとなる伸びてしまった樹木の長さのカットと弱ってきて倒木の恐れのある樹木の伐採でした。180坪の敷地で12〜15本くらいの長さ調整と15mくらいの樹木2本の伐採を行いました。きこりさんによる樹木の丸太切りまでお願いしました。


先端を切り落とした樹木。日射の妨げがすっかりなくなりました。


樹木の枝が積み上がったところにやってきたリスのりっぴー。


積み上がった丸太たち(汗)



さて、ここからはいよいよ本格的な薪作りです。素人でどこまで上手に出来ますやら。。。次回(後半)に続きます。。(汗)


*** 🌿軽井沢南ヶ丘パッシブハウスの見学会&個別相談会 【軽井沢南ヶ丘パッシブハウス見学会&個別相談会<7月>のご案内】 開催日時:2020年7月11日(土) 16:00~17:30 受付中      2020年7月12日(日) 10:00~11:30 受付中 *午前中です。 開催場所:軽井沢南ヶ丘パッシブハウス 1組あたりのお時間は90分で予定しています。 基本的には毎月2回 土曜日の夕方16時から開催する予定です。 ▽内容 ・軽井沢南ヶ丘パッシブハウス内部と外部の見学と説明  ・パッシブハウスの概要説明  ・必要があれば個別のご相談など(なんでも聞いてください。) 一般の方向けの個別相談会です。形式にこだわらずにラフに行う予定ですので、 ご興味をお持ちの方はぜひお気軽にお申込みくださいね。  ▽お申込み方法 このアドレスにご連絡ください。こちらからの返信をもちましてご予約確定とさせて頂きます。 興味があるだけで、パッシブハウスを建てる予定がない方でもOKです。お気軽にお申し込みください。  ▼パッシブハウスを建設希望の方の設計ご依頼について パッシブハウスを建設予定の方で設計のご依頼やご相談などございましたらどうぞお気軽にお問い合わせくださいませ~。 *** 🌿軽井沢南ヶ丘パッシブハウスがカタログに掲載されました。 <上野住建 snickar per>


軽井沢南ヶ丘パッシブハウスの玄関ドアで採用している上野住建のスニッカルペール(snickar per)。この春の新しいカタログに写真が掲載されています。数ある使用例の中から選んでいただき大変光栄です。カタログには、設計:GLOBE ARCHITECTSのクレジットも入りました。 実は弊社の住宅設計では、このスニッカルペール(snickar per)を標準仕様にしています。理由は、<断熱性能(パッシブハウス認定取得レベル)><素材の豊富さ><デザインの自由度>そして暮らす人にとって実は一番大切な<使いやすさ>が全て揃っているから。 実際に暮らしている私自身が使いやすさを実感しているのです。 上野住建 スニッカルペール https://uenojyuken.co.jp/products/brand/snickarper/ ***

🌿軽井沢 shicashica  5/9 0PEN !!

5月号でお知らせしました GLOBE ARCHITECTSにてデザイン・設計させて頂いた shicashica OPEN早々、すでに人気店となっているようです。それもそのはず野菜を中心とした素朴な家庭料理が中心の<shicashicaお弁当>800円、<おにぎりお弁当>800円は美味しいのに大変リーズナブルで、私もほぼ毎週足繁く通っております(笑)。最近では、お弁当のほか量り売りのお惣菜やホームメイドのタルトやチーズケーキなどスイーツも充実してきて今後がますます楽しみです。現在はテイクアウト販売のみでのOPENとなっていますが、今後は店内でゆっくり家庭料理の定食がいただけるスタイルのカフェとなります。軽井沢へ来る際には、ぜひお立ち寄りくださいね。お料理は本当に美味しいですよ〜♡

https://www.instagram.com/shica_shica_/ shicashica所在地:軽井沢町軽井沢480-7 デザイン・設計:GLOBE ARCHITECTS *** 🌿森のカフェ🍃のひょっこりはん🌿  森のカフェ・マスターのタカです。 軽井沢は6月11日に梅雨入りしました。昨年のような長雨が続くのではなく、時折晴れた日があるのでメリハリがついてるなと感じています。この時期の楽しみは、なんと言っても日に日に成長する樹々や草花の様子を楽しむこと。庭は雑草も含めて野の花やシダ類がみるみる成長して、冬の間見えていたお隣さんが隠れてしまっています。家の中から窓越しに見る緑も素晴らしい色を見せてくれます。あまり手をかけていませんが、この時期になるともう少し低木が欲しいなぁと感じます。 軽井沢ではこの時期、湿度管理も日々の生活で重要なチェックポイントです。森のカフェでは除湿機を使うようにしています。タンク式の除湿機なので、1日に何度か満タンになってしまいます。除湿機を稼働させると程なくベタベタ感は薄らいできます。結構効き目が直ぐに感じられますので、ちょっと手間ですが重宝しています。 森のカフェのテイクアウトは少しお客さまが減少気味。周辺のカフェやレストランも再開してきていて、テイクアウトの需要が少し減ったのかなぁと思っています。周辺のお店がどのように再開しているか、私たちも気になって訪れたりしています。 森のカフェのカフェ営業(イートイン)は7月から行いたいと思っていますので、衛生管理をしっかり行っていける準備をしています。 そうそう、昨年からカフェの大人気メニューを支えたいちごがそろそろシーズンを終えようとしています。 いろいろないちごを使ってみましたが、森のカフェが行き着いたのは、お隣町の小諸にある布引いちご園さんの直売いちごです。 品種は紅ほっぺ。鮮やかな紅色と優しい果肉の歯応え。そして酸味が少なく甘〜いいちごです。パブロバやスムージーに大活躍でした。次のシーズンが早く来ないか楽しみにしています。 軽井沢はこれから一番賑わうシーズンを迎えます。みんなが新しい生活習慣に馴染んで少しでも不安なく過ごせるようにしたいですね。また近いうちに皆様にお会いできますこと楽しみにしていますね。 https://www.instagram.com/morinocafe_karuizawa

▷▷▷森のカフェ🌿オリジナルブレンド珈琲豆販売◁◁◁ 4月より発売開始のオリジナル珈琲が人気です!! 140g入り袋 950円(税込) 3袋入りギフトボックス 3,000円(税込) 送料は800円(北海道、四国、中国、九州、沖縄は別料金となります。) 森のカフェ マスター宛にメール、インスタDM、お電話でご連絡くださいませ。 お待ちしています。 taka-k@eos.ocn.ne.jp https://www.instagram.com/morinocafe_karuizawa 森のカフェ🌿Tel.0267-46-8784 🌿森のカフェ 軽井沢南ヶ丘🌿営業案内 6月13〜21まで臨時休業しております。 再開は 6/27予定ですが、感染拡大防止のため、6月末までドライブスルー的テイクアウトで安全面に配慮して営業を行っております。 詳しくは下記のHPおよびFacebookページをご覧くださいませ。 https://www.karuizawacafe.com https://www.facebook.com/morinocafe.karuizawa/?ref=bookmarks *** 

最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございます。 最後の写真は、日頃ご覧いただく機会のあまりない北側の風景。北側は裏のお宅から見れば南側(正面)になります。軽井沢南ヶ丘パッシブハウスは北側も意外と素敵な風景だったりするんですよ(笑)。 さてここ最近は、自粛要請により移動が制限される中、私自身すっかり軽井沢が中心の生活スタイルとなってきました。 それでも、どうしても月に2,3度仕事で東京へ行くことがあります。移動は朝7時台の新幹線ですが、だいたい一車両に私一人。。。 これ以上のソーシャルディスタンスはありませんが。。。(汗) エッセンシャルワーカーの皆様に感謝の気持ちを忘れずに、一日も早く世界中で日常を取り戻せるよう頑張って行きましょう。 皆様もどうぞ十分にお気をつけくださいませ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  菊地宏子  GLOBE ARCHITECTS|有限会社グローブ https://www.globe-architects.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

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