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執筆者の写真globe-architects

2024月8月【軽井沢南ヶ丘パッシブハウス】レター🌿



8/25 お引き渡しの「楓の家パッシブハウス」(認定取得予定)


8月は #楓の家パッシブハウス (認定取得予定)のお引渡しに向け現場は大詰め。

お天気に恵まれてありがたいものの、暑すぎて湿度も高く職人さんが汗をかきかきの作業。まだあちらこちらの窓が開け放されており換気も冷房も入っていない現場は外気温とほぼ同じ。これまで軽井沢の現場が多く(軽井沢の8月は工事自粛期間で工事ができない)8月の現場を初体験の私は夏の現場の過酷さを改めて知りました。皆様本当に本当にお疲れ様でした。(この暑さで少し痩せたかも~♡)


さてそんなバタバタの現場でしたが、8/23~25は見学会(一般の方は8/24のみ見学会)を行いたくさんの方に”夏のパッシブハウス”を体験する機会をいただきました。(見学会ではエアコンはON)また今回の見学会ではパッシブハウスオーナーも多くご参加いただき同じパッシブハウスでも色々なタイプがあること、通常の住宅と同じように住まい手様のご要望に沿ったデザイン提案・設計をしていることも見ていただけたと思います。この機会を与えてくださった住まい手のK様には改めて感謝いたします。


そして昨年12月より皆様に見守っていただいた 「楓の家パッシブハウス」は無事にお引き渡しをいたしました。


パッシブハウス認定取得物件ということで高性能高気密住宅であることはもちろん 第一種換気装置+アメニティエアコンを接続しダクト配管で各室に給気するスタイル。総2階+ロフトという3層の建築内にダクティングする設計は構造や意匠との取り合いなど困難を極めましたが、換気の神様エコモの三原さんによる設計のアドバイス、丁寧な施工が行われ風量測定も無事にクリアできたことでパッシブハウス認定に向けてまた一歩近づきました。パッシブハウス専門の設計者として心からホッとする瞬間です。


さて、デザイン面では新たな試みとして、新素材ヌルデニムを初めて使用しました。このヌルデニムは本当のデニム生地(端材・コットン)を使用した素材。落ち着いた色合いが魅力でこれは和室のアクセントになるのではとご提案し採用されました。これが見学会ではとても評判が良かったことと住まい手様にも喜んでいただきました。そこで今月の現場レポートは~~「楓の家パッシブハウス」(認定取得予定)左官工事ヌルデニム~~と題して和室の施工の様子なども併せてご覧いただきたいと思います。パッシブハウスでも素敵なデザインを楽しんでいただきたいです。


2024年8月のレター🌿ぜひ最後までお付き合いください。



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◆【軽井沢南ヶ丘パッシブハウス】レター8月号CONTENTS


🌿今月の現場レポート

~~「楓の家パッシブハウス」(認定取得予定)左官工事ヌルデニム~~


🌿森のカフェのひょっこりはん🌿


🌿森のカフェ 軽井沢南ヶ丘🌿営業案内



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🌿今月の現場レポート

~~「楓の家パッシブハウス」(認定取得予定)左官工事ヌルデニム~~



今回は1階の一角に和室を作りました。

ここは小さなお子様のお昼寝や夜泣きの際に使用したり、ゲストルームとして活用されるとのこと。お子様が安心して使えて、ご家族が心地よく過ごせるようにデザインしました。


素材が届きました!びっくり~!!本当にデニムの端材です。

このふわふわした生地に水を混ぜて材料になります。


適量の水を併せて混ぜた状態。無臭です。


生地の繊維が入っているのがわかりますね~。




左官屋さんは大・大ベテランの喜作さん

しっかり養生をした後 手際よく作業が進みます。(作業姿も美しい)



今回は和室の壁面を2面ヌルデニムで仕上げ上部には間接照明をつけます。

塗立ては藍色ではっきりした色味。乾くともう少し落ち着いた色味に変化。

クリーニングが終わり最後に畳屋さんが畳の設置をします。


LDKから和室の入口を見たところ。ヌルデニムの青が効いてます。


障子戸のデザインはモダンでシンプルに

#唐長 さんに特注した #唐紙 #雲母は収納扉に貼りました。美しい。。。


実はGLOBEの設計では初めての和室でした。

「和室の基本」からはおそらく外れている意匠ですが、穏やかで清々しい気持ちになれるような空間づくりを心がけました。


畳はイ草の本畳を縁なしで制作。壁面はヌルデニム(デニムの端材・綿)とビーナスコート(卵の殻)を採用し空間全てを自然素材で構成。収納扉は京都で400年の歴史を持つ日本唯一の唐紙屋・唐長さん(創業 寛永元年1624年)の唐紙師トトアキヒコ氏による制作です。


日本人にとっての和室とは空間の原点だと思います。


床にそのまま座ったり、寝転んだり、お茶を飲んだり食事をしても良い空間は和室以外にはないですものね。たった四畳半の空間がこれだけ豊かに使えるなんて和室ってすごい!


改めて日本的な暮らしの素晴らしさを体感しました。

  

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ヌルデニム(メーカー:日本エムテクス)


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これまで見守っていただきました「楓の家パッシブハウス」(認定取得予定)の現場レポートは今回が最終回です。秋には外構工事と植栽工事が行われ、本当の完成になります。(笑)その後に、プロカメラマンによる撮影を行いますので改めて竣工写真もお披露目できればと思います。その時をお楽しみに~。



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▼パッシブハウスを建設希望の方の設計ご依頼について


パッシブハウスを建設予定の方で設計のご依頼やご相談などございましたらHPよりどうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。


のコンタクトページからメッセージにて必要事項をご記入の上送信してください。数日内にお返事をいたします。


設計の着手については今のところ2024年冬以降から可能です。弊社のパッシブハウスは、温熱環境設計・構造設計・意匠設計をトータルでしっかり行うため、着手後は設計期間(約6~8ヶ月)+申請期間+施工期間(約8ヶ月)ほどかかりますこと予めご了承くださいませ。



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🌿森のカフェ🍃のひょっこりはん🌿 



森のカフェ・マスターのタカです。


当初の進路予報とは大きく異なった動きをした台風10号

当初の予報では軽井沢に真っ直ぐ進んで来るような感じでした。


そうなると観光地でもある軽井沢では、予約のキャンセルが相次いで風水害以外の影響が大きくなりました。知り合いのレストランでも臨時休業してしまったところがありました。結果的に荒天にはならなかったことは幸いでしたが、店舗営業をされている方は振り回された結果となりました。


とはいえ、動きの遅い台風で各地で大きな被害が出ていますね。

被害に遭われた方に日常が早く戻りますようお祈り致します。


8月は暑い日が続きました。と、思って8月の気温を調べたらなんと最高気温が30度を超えたのは2回でした。7月が7回でしたから、あれれっ???体感と随分違うなぁ。不思議ですね。


先週までの森のカフェも多くのお客さまで賑わいました。

いつもはワンオペなのですが、流石に無理となり家族が手伝ってくれてなんとかなりました。アイスドリンクも過去最高にご注文いただいて、コップが足りなくなるのではとヒヤヒヤでした。


8月中旬になると待ってましたとばかり、シャインマスカットやプルーンなど地元フルーツがたくさん出回ってきました。

早速、パブロバやタルトにしてお客さまにお出ししています。お客さまの笑顔が嬉しいタカマスターです。


森のカフェは通常通り金土日に営業しています。

どうかお近くにお越しの際はお立ち寄りくださいませ。お待ちしています。


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お世話になった方へのギフトや自宅でのカフェタイムにいかがでしょうか。


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(北海道、四国、中国、九州、沖縄は別料金となります。)


ホームページから注文できるようになりました!ぜひご利用ください^^





森のカフェ🌿Tel.0267-46-8784



🌿森のカフェ 軽井沢南ヶ丘🌿営業案内 


今後の営業日など詳しい情報は、下記のHPおよびFacebookページをご覧くださいませ。

↓ ↓ ↓




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今月もレターにお付き合いくださいまして誠にありがとうございます。

この時期は夏の疲れが出やすい時期です。皆様くれぐれもご自愛くださいませ。


来月またここでお会いしましょう!


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菊地宏子 

GLOBE ARCHITECTS|有限会社グローブ

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